妊娠と冷え性と便秘

たくさんある便秘の原因のひとつが冷え症。とくに交感神経の動きが鈍くなって、内臓に熱が集まらなくなる「内臓冷え症」は便秘や下痢を引き起こしやすいといわれています。冷え症の妊婦さんは出産がつらいともいいますし、冷え症を改善する生活習慣を見直してみましょう!

とっても深い、冷え症と生活習慣の関係

冷え症はもともとの体質以上に生活習慣による影響が大きいです。以下に、日常生活の中で注意するとよい項目をあげてみました。

①睡眠

自律神経やホルモンバランスが崩れると、冷え症の原因となります。ホルモンのバランスや、自律神経のバランスを整えるためには、生活リズムを整えることで、睡眠は中でも重要です。日本人は先進諸国では韓国に次いで平均睡眠時間の少ない「眠らない」国民なのですが、個人差はあるとはいえ、妊婦さんは毎日7時間以上は眠るようにしたいものです。

また、夜更かしをするとサーカディアンリズムが崩れ、自律神経やホルモンバランスの乱れの原因になりますので、遅くとも23時までの就寝がおすすめです。それでも、つわりがひどかったり、大きなお腹が気になって不規則な睡眠になってしまうひとは、朝いったん起きて太陽の光を浴びるだけでも効果があります。

②運動

筋肉の量を増やし、血液の循環をよくするためには欠かせません。とはいえ、運動制限がかかっている方は無理しないように。安定期に入った5カ月以降に、自分の体調及び医師のアドバイスと相談しながら行いましょう。軽いウォーキングや、ぞうきんがけ、お風呂に入った時に浮力を利用して足を動かす、など自分でできる運動や、マタニティビクスなどのクラスを受講してみるのもおすすめです。

③環境

室内外の温度差が激しいと自律神経のバランスが崩れるおそれがあります。過度の冷暖房は禁物。また、温度差のある場所を行き来しなければならないときは、重ね着を心掛け、着たり脱いだりしてこまめに調節をしましょう。

④入浴

お腹も大きくなり、暑い夏には湯船につかることが億劫になることもあるかもしれませんが、シャワーですませるよりも、きちんと入浴をしたほうが、自律神経には良いとされています。ぬるめのお湯でゆっくりつかるのがおすすめです。

⑤服装

妊娠中は足元を冷やさないために夏でもソックスを…というのは常識ですが、それにプラスして、下半身を温めるために、上半身より下半身のほうが一枚多くなるようにします。体を締め付けない、ゆったりしたものを着用し、肌に直接触れるものは吸湿性のよいシルクや綿がおすすめ。

最近の妊婦さんは、妊娠中にお腹を固定して力仕事をしなければならない状況はほとんどなくなったので、腹帯は必要ないと言っていいほどですが、おなかを冷やさないための毛糸のパンツや腹巻きは積極的に取り入れたいアイテムです。

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