妊娠中のダイエットの危険性

妊娠中の体重管理は安心してお産するために大切ですが、ただ、気にしすぎて体重増加を抑えすぎることはとても危険です。以前は「小さく産んで、大きく育てる」ということがよく言われていて、体重管理の厳しい産院も多くありました。しかし、体重制限を厳しく指導しすぎたせいか、2500g未満の低出生体重児が1980年には全体の5%だったのが、2003年には9.1%に。
つまり、生まれてくる赤ちゃんのうちの10人に1人は低出生体重児ということになっています。これは、病院の指導だけでなく、痩せ願望の女性が増えたということも原因の一つでしょう。

妊娠中のダイエットによる低出生体重児

低出生体重児というと小さいだけという感じがしますが、言い換えると栄養失調児ということです。妊娠中のダイエット、体重を抑えることは、妊婦さんにもお腹の赤ちゃんにも危険なことがいっぱいです。そのことをよく知って、妊娠中はお腹の赤ちゃんのことを考えて、しっかり食べ、しっかり運動し、上手に体重をコントロールして適正体重を保てるようにしましょう。

低出生体重児のリスク

・出産時に途中で弱ってしまいやすい
・様々な合併症のリスクが上がる
・発達や成長が遅れる可能性が出てくる
・免疫が低いため感染症にかかりやすい
・将来、糖尿病などの生活習慣病になりやすい

妊婦さんのダイエットのリスク

<妊娠中>
・栄養不足などによる、貧血などの体調不良を起こしやすい
・食べる量が極端に減ると、便秘になりやすい

<出産時>
・お産を乗り切る体力が不足しやすい
・貧血がひどくなり、出血量が多くなりやすい

<出産後>
・貧血が治りにくい
・母乳が出にくくなる

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